2017年04月23日

琥珀の夢(289)工場

「赤玉」の出荷が増え始め、製造が店だけでは追いつかなくなっていた。しかし他所の工場を借りた葡萄酒造りでは、「赤玉」の品質管理が信治郎は心配だった。

ところが、新しい工場を建てるには肝心の資金がなかった。番頭格の栄助も信治郎の心中を測りかねていた。


しかし信治郎は決断した。「一年、いや半年でこさえようやないか」
信治郎は今が勝負時だと思っていた。



posted by 琥珀色 at 15:28| 琥珀の夢 物語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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